制作日誌65「もしかしたらこれが最後かもしれない」
- 紀彦 倉薗
- 11月4日
- 読了時間: 2分

本日はレギュラースタッフ出勤、ダンジョン学園28話ペン入れと、深淵探偵12話背景下書き。
深淵探偵の電子書籍1巻のカバー打ち合わせも。
自分は新企画のキャラ表の総仕上げ14時ごろ終わり担当さんに送信。
これで連載コンペに提出する全ての工程が一応終わりました。あとは、編集長と編集部の審査を待つのみです。
結果がどうなるかはわかりませんが、最近のAI界隈を見ているともしかしたらこれが自分の最後の連載になる可能性もあるなと実は思っています。生成AIの進歩が凄まじいスピードなので、3〜5年くらいでVRを入り口とした劇的な〝情報接触体験〟が登場するのでは無いかと思っているからです。もちろん漫画は文化として残っていくと思うし、今広く認知されているキャラクターやIPは〝記憶資産〟として新しい情報接触体験と合流していくと思います。ただ、かつて紙芝居が漫画と
アニメとゲームに置き換えられたように体験精度・体験濃度の差で今とは違う存在に変わっていくだろうなと思うからです。結局僕は漫画しか描けないので漫画は描いていると思います。ただ、その時のプラットフォームや読者の需要の変化についてはある程度覚悟しているという感じです。連載は始まるとどんなに早くても1〜2年は続きます。さらに連載準備には最低1〜2年かかります。そう思うと次の連載は2029〜2030年ごろになるかもしれない。おそらくその時信じられないほど社会もテクノロジーも変化しているはずです。
描けるうちに描く…ですね。人類未体験の急激な大変革が始まったんだと思います。
ブログの毎日更新は連載が決まったところで一旦不定期に切り替えようかなと。忙しくなりますからね汗。もし企画が流れたら暇なのでやるかも?
それでは、皆さん本日もお疲れ様でした!




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