制作日誌26
- 紀彦 倉薗
- 9月26日
- 読了時間: 2分
更新日:11月4日

「緊迫してきた」
本日はレギュラースタッフ出勤、ダンジョン学園の26話目の背景作業に突入。26話はネーム担当しました。結構いい感触で描き切りました。物語としても盛り上がってる回だと思いますので少し先ですが覚えてたら是非。
自分はシナリオに一旦戻って今日は修正作業。ネームは明日からですね…。
ところで、最近 AI界隈を眺めていると、いよいよ各所緊迫してきた感じがしますね。例えばNVIDIAがOpenAIへの15兆円規模の出資を発表しています。OracleとOpen AIとNVIDIAの資本関係に賛否あるようですが、これはデータセンターの建設が待ったなしという状況による提携なんだろうと思います。
Open AIとしてはデータセンターの拡張にAIの成長の道筋があるので、いち早く資本を集めて計算資源を拡大しAGIに到達したい、し得る、ということなんだろうなと。同時にOpen AIのトップ、サムアルトマンはここにきてAIによる人類への負の影響も強調してきているように思います。
これは僕の意見ですが、AGIと聞くとAIが人間のような意志を持つようなブレークスルーを想像しますが、実際のAGIの出現は現在のLLMが持つ情報の網羅的高速結合による回答、または結論の精度を上げさらに高速化していくことで、科学分野での人類未到の成果を上げ始めるような状況が来ることなのではないかなと考えたりしてます。
人間めいた意思の発露とは、そもそも人間が持っている身体的限定性と特徴または遺伝的情報の蓄積から来る思考の癖のようなものではないかという気がするので、AIは模倣は出来ても固有の癖を持つことは現状は難しいのではないかなと想像するんですよね…。
AIバブルが弾けるのでは?と言う意見も見られますが実態は逆で、AIの今以上の成長の算段はついているが、そのためにはデータセンターの建設が急務でそれには膨大な電力と資本が必要になっているということなのかなと理解しています。
指数関数的なAIの成長に資本主義の方が追いつけていない状況になっているのかもしれません。
ロボティクスの開発も凄まじいスピードで進んでいますし、今後はロボットとAIとが連携して進化していくと考えると日々目の離せない状況です…。
それでは、皆さん本日もお疲れ様でした。




コメント