
制作日誌5
- 紀彦 倉薗
- 9月5日
- 読了時間: 2分
「ムーンリバーを渡って」について
本日はレギュラースタッフ3名が出勤、ダンジョン25話目の作画イン。Sくんは、27話目のネーム構成スタート。ダンジョンは結構先行してます。
自分は今日はスタジオ制作を見つつ、新企画のキャラデザ作業と資料読み。
連休だったので、皆さんは今週は今日だけ出勤。
今日はダンジョン学園の3巻発売日、加えて深夜には、ありがたいことにムーンリバーを渡ってのビッコミ再連載開始となります。ムーンリバーは、ディストピアSFだったり、AGI登場後の未来だったり、管理社会ものだったりでちょっととっつきにくい企画だったのかもしれませんが、身近なレベルで言うとよく感想をもらう作品でした。自分なりに今後訪れそうな未来を想定して、人間の情動が抑圧された世界での、突破口を作中に組み込もうと苦闘した企画です。
AGI登場後に労働代替が起き、これまでの文明観や人生観が書き換えられ、強力なテクノロジーが世界中に蔓延した結果社会が管理されていくという未来です。地球の状況は敢えて見せませんでしたが、現実の世界でもここから5年、10年で到来するであろう、混沌をベースにした世界観です。本当はもっと色々な予測と自分なりに想定してる未来観が沢山あるんですが、一作に全て入れるのはなかなか難しく…。またどこか企画に乗ってくれる媒体が現れたら描くかもしれません。現実のスピードが速すぎてもう描くことも間に合わないかもしれませんが…。
と、色々ここ数年考えていたことを詰め込んだ作品です。未読の方は是非ビッコミでの無料キャンペーンで一気読みしていただければ嬉しいです。
日誌というか宣伝になってる…汗
では、本日も皆さんお疲れ様でした!




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