製作日誌90
- 紀彦 倉薗
- 6 日前
- 読了時間: 2分

本日はスタッフお休み。10時半ごろ事務所へ。
犬の散歩や掃除などしつつ午後から、久しぶりに反射宇宙論の原稿。
最近Xを見た編集さんから、あの漫画何なんですか?と聞かれたりする。「あれは今後10〜15年で必要になる、きっと励ましになると僕が考えてる概念です。」と答えてます。
近いうちに、資本主義も、仕事や労働も、自己実現や生きていく目的さえもこれまでとは根本から大きく書き換えられていく時代が来るんじゃないかなと思ってます。
今なんとなく世の中を眺めていると、これから来るこの大きな変化に対してほとんどの人が過小評価しているか見て見ぬふりをしているような気がしてなりません。漫画は現実から飛躍し夢や希望を与え、現実を忘れさせ励ましを与える事ができる、そう思います。でもそうじゃない漫画もあると自分はずっと考えています。高校時代「火の鳥」を読んで世界の見方が変わり、抽象度が一気に引き上げられた感覚を持ったように、漫画には文明や生命や進化や宇宙を俯瞰することができる高い機能があると僕は思います。
一応商業漫画も書いてきたので、今はほとんどの方に訳のわからないエンタメ性のない面白くもなんともない漫画だなと思われる事は大体予想できますが、今ではなく5年後10年後15年後に、たとえば人類がこれまでの役割を失ってしまい、どこか路頭に迷うような事態が起きた時に、少しでも誰かの励ましに、先へ進むための航空灯火になればいいなという思いで構想しました。この文章もこいつ何言ってんだ?って感じかもしれませんが…汗 シンプルに今描くべきだと感じてるのでなんとか最後まで描ききりたいなと思ってます。独りよがりの使命感!
語ってしまいました…汗
それでは、皆さん本日も大変お疲れ様でした!




コメント